クラーケン年の振り返り。ワンナイトinカラザン編 後編

 

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よみがああああああえええええええええええええれえええええええええええええええ

パァァァゲーコゲーコジャキィン恐れ入りましたバリィィィイン


本記事ではカラザンナーフ後の環境について語ります。語りつくします。

※初見の方は、前記事からの閲覧を強く推奨します。力作です。

pinkyhearth.hatenablog.com

pinkyhearth.hatenablog.com

 

 

 


ナーフ施工後の環境は様々なデッキが活躍するだろうと予想されていた。
そもそも、デッキの種類自体は豊富だったのだが、環境上位のデッキがそれらの輩出を抑えていた節がいくつも散見されていたのがその主な理由の一つであった。
具体的な例を挙げると海賊ウォリアーミラクルローグ
どれも間違いなく強力なデッキではあったのだ。
海賊ウォリはtier1であったシャーマンに、地底よりのものやポータル、爪により簡単にミニオンを除去されてフェイスを攻められずにゲームエンドという展開が多く、前環境ではハンタードルイドくらいにしか有利を取れなかった。
ミラクルローグ(マリゴスローグ)は単純にアグロが苦手であることや、横展開に対応できないという性質上、どうしても環境上位に対してのメタを取りに行くことが不可能であり、有利が取れるのはパラディン程度であった。
他にもフリーズメイジ、レノロック等に期待が集まったが、特に海賊ウォリアーは期待が高かったと思う。これには理由がある。
ナーフにより様々なデッキが規制を食らう中、マリゴスドルイドだけは規制をヨグ様だけで逃れており、そのデッキパワーでtier1は間違いないだろうという見方が多かったからだ。
むしろ、マリゴスドルイドのカウンターとしての海賊ウォリの活躍へ期待が高まっていた。

が、現実は非情であった。

なんと、上記にあげたデッキの中でどれもナーフ後すぐにtier1を取ることはなかった。
そしてtier1を取ったデッキは……一つだけであった。それも、ガジェッツァン環境へ突入するまで続いたのだ。
全盛期アンダーテイカ―ハンターの悪夢再来であった。

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とまで言うと流石に言い過ぎなのだが*1
ほとんどのデッキが奴に大幅に有利を取れずに散っていくこととなる。
そのデッキの名前は……

 

 

 



ミッドレンジシャーマン

奴は環境を荒らしまくったことで、ハースストーンはシャーマンストーンと呼ばれるようになってしまった。


経緯を話そう。

そもそも、ミッドレンジシャーマンというデッキ自体はかなり優秀であり、ナーフ直前の環境でもtier1の2位を記録していた。
勿論様々な要因があって初めて成立しているランクではある。
まず、ウォリコン、クトゥーンウォリアーというデッキに対して不利であった。が、これらはtier1であるトークンヨグドルイドが制してくれていた。
そして、次に不利なデッキであったOTKウォリアーテンポメイジドラゴンウォリアーが幅を利かせていた。
あとはハイブリッドハンターが若干不利であった。一応。
tier2までの内不利なデッキは以上である。後は五分かそれ以上で有利。ヨグでのチャブ台返しさえなければ、展開力も凄まじくかなり動きやすい環境であっただろう。


あれ?
おかしくないか?
だって、OTKウォリアーは突撃のナーフで規制を食らい、ウォリコン、クトゥーンウォリも止めの一撃のナーフで弱体化しているじゃないか。ついでにハイブリッドハンターの荒野の呼び声ナーフもあるじゃん!ヨグ様もナーフで(まあ返せるっちゃ返せるけど)盤面をひっくり返せない!
その通りである。
いや待て、ミッドレンジシャーマンも規制を食らっている。岩穿ちの武器が2コスは重いし、タスカーのトーテム師のナーフはかなり痛い規制のハズじゃないか。
その通りである。
では何があったか。
シャーマンのナーフされたカードを見てほしい。

タスカーのトーテム師……これは横の展開を支えるカードである。
岩穿ちの武器……これは3点を出すカードである。

他のカードを見てほしい。
止めの一撃……確定除去をするカードである。
突撃……OTKのパーツである。
荒野の呼び声……獣の相棒を3体召喚する唯一無二のカードである。
ヨグ様は……ナオキです。


シャーマンのナーフされたカードだけ、他に置き換えれば構築はなんとかなりそうなカードであった。
実際、タスカーのトーテム師は野獣の精霊と代わり、
岩穿ちの武器はライトニングボルトと代わった。
今までよりデッキパワーでは落ちるが、ナーフ前と遜色ない動きが可能であった。

繰り返す。

ナーフ前と遜色ない動きが可能であった。

さて、ヒーローのマッチアップにおける有利不利とは、果たしてカード一枚が気まぐれで出すトーテムゴーレム一枚で決まってしまうのだろうか。
そんなはずはない。
ヒロパのトーテムが出てしまうことだってあるはず。
マッチアップにおいて「有利」なのであれば、タスカーのトーテム師からヒロパのトーテムが出てくることを考慮しても有利であるはずなのだ。(要するに横展開に対応できるかどうかっていう話)
つまるところ……


OTKウォリアー、コントロールウォリアー、ハイブリッドハンター以外に対してほぼ有利か五分以上を取れるシャーマンは、今まで通りの土俵で戦うことができた。

そして、ナーフによりOTKウォリアーとハイブリッドハンターは姿を消し、
ウォリコンは除去の動きが弱くなることで数を減らした。そして、
ミッドレンジシャーマンの独占環境が完成した。
以上が経緯である。

 

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※精霊の爪は1コスです。
※ラグナロスとバーンズの位置は環境によって色々と形を変えました。血の渇きだったりアラキアだったりファイアエレメンタルだったり。

とりあえず見て分かる通り、AoEの多さから横展開は許されず、そこそこスタッツのいいミニオンがおり、呪術という優秀な確定除去がいる上、横に並ぶので炎の舌のトーテムでトレードも可能。
とりあえず引きが良ければ大体何でも勝てるという評価。



……とはいえ、ミッドレンジシャーマンだけがのさばる環境が許されるハズもなく、すぐに対策が開始された。
具体的には、ナーフ直後すぐにウォリコンフリーズメイジがめっちゃ増えた。
フリーズメイジは今までの松明型と違い、一気に30点ものバーストダメージを叩き出すコボルトの地霊呪痛死採用型が新たに開発され、ミッドレンジシャーマンに歯向かった。
リストはこんな感じ。

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元々ミッドレンジシャーマンのリストの中のラグナロス様とバーンズの枠はファイアエレメンタルが埋めていたのだが、フリーズメイジ対策ラグナロス様が採用されると、ラグ様の対策にラグ様入れようという話になり、
デッキを組む際にまずラグ様入れようみたいな風潮が流れ始めた。
結果、ラグナロス一枚で状況がきつくなるフリーズメイジにとってかなり居辛い環境へと変わってしまった為、少しずつ数を減らしていった。
ラグで詰まないか? しめりけ対策は? キモクナーイ


ウォリコンに関しても、ハリソンジョーンズ、バロンゲドン双方の採用というミッドレンジシャーマンをメタりまくった構築が流行り始める。

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こちらはミッドレンジシャーマン、フリーズメイジ双方に対して有利を取れていたため瞬く間に流行ることとなるが、
更に元々有利であるアグロデッキはミッドレンジシャーマンが全て消し去っていた為、
ミッドレンジシャーマンのメタとしての機能しか持てない形でしか環境に影響を与えられない事実が判明した。一応フリメも見れるけど。
よって、一瞬で数を減らした。

また、特にこの2つのデッキを減らす原因となったデッキが現れる。
それが、ナーフ実装前にtier1を予想されていたマリゴスドルイドであった。

 

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ムーンキンマリゴスドルイドはミッドレンジシャーマンの横に並んだトーテムに対応する為の構築。終末もそれに合わせて採用されている。
あと一時期トーテム除去用にバロンゲドンがマリドルにも採用されていたが、シャーマン側がストームクラックで対応してきた為こちらもすぐに消えた。

元々マリゴスドルイドというデッキの性質上、ウォリコンフリーズメイジどちらともある程度戦える為、
これらのデッキの数を減らす要因となった。
環境にとってのいぶし銀的な活躍をしてたりする。

また、ディスカードzoo、アグロシャーマン、ドラテン、シークレットハンター等のアグロ~ミッドレンジ帯のデッキがマリゴスドルイドをメタっていたが、
前述した通りシャーマンがアグロをメタっている為、これらの構築が上位に顔を出すことはなかった。
……要するに、
シャーマンの苦手なデッキをマリドルが対応、
マリドルの苦手なデッキをシャーマンが対応
という形で環境が推移。この二つのデッキは延々と環境に残り続けることとなった。

ちなみにマリゴスローグはわりとこの二つのデッキに対して戦えた。
が、マリゴスドルイドと似たような弱点を持っており、ヘルスを補えない分更に不利という結論から一長一短という結論が着いた。

まあ、どちらにしろ
ミッドレンジシャーマンが少しでも都合よく回れば対応可能なヒーローがいないことが、環境を圧迫していた。
「とりあえず使えば誰でもランク5行けるで」みたいな話も上がった。もうやだこの環境。


さて、ここでミッシャーの圧力に押されて消えていったデッキについて記載していく。
トークドルイド……ミッドレンジシャーマンのAoEに耐え切れず死亡。tier1から一気に衰退する運びとなった。
海賊ウォリ……予想段階ではtier1とか誰が止めるんだよとか言われてたけど普通に止められる。あはれなり。
復活プリースト……剣匠「メ―ディック!!」 げこげこ。まあ元からそんなにいなかったけどそれにしたってねぇ……。
大罪パラ……カエルってそっちかよ。ドルにも負けてた。同様の理由でンゾスパラも死亡。前環境tier2からの衰退。
レノロック……無理。一瞬ドラゴンレノロックとかいたけど別にミッシャーに5分くらいだし何よりドルに弱かった。それが致命傷。前環境tier2からの衰退。
パトロン……アジュアライスト、サルノスライストで壊滅。一時代を築いたデッキの集落の瞬間であった。ちなみにムーンキン型マリドルにも不利。なんやねん。

 

最後に。
最終tierリストの記録がどっか行ってしまったのでうろ覚えだが、確かこんな感じだったと思う。
tier1:ミッドレンジシャーマンマリゴスドルイド(最終週のみ)
tier2:マリゴスローグディスカードzooシークレットハンターコントロールウォリアー(クトゥーン含)テンポメイジフリーズメイジドラゴンウォリアー
tier1、2種 tier2、7種
かなりのデッキが減ってしまう結果となった。

この時期、ヒロイック酒場の喧嘩も開催され、賑わいを見せたが、
こちらでもミッドレンジシャーマンが大半を占めていた。うーんこの。


そして、新拡張「仁義なきガジェッツァンが新たに発表される。
同時にプリーストにドラゴンファイアポーションの追加が発表。ミッドレンジシャーマンをメタれるぞとプリースト使いの間で活気付く。
……が、結果的にはこちらの方がストレスを貯めた人間が多そうな気がする。
歴史は繰り返してしまうのか。

 



次回

 


ありったけの夢を~かき集め~
探し物、探しに行くのさ~

ポケットの「コイン」
それとyou wanna be my friend?




???「ナニモンダァー!!」
???「オレガシキヲトル!オモカジイッパーイ!」





※しばらく環境を楽しみたいため、更新が遅くなります。

 

 

*1:ガジェッツァン発売直前に、ほんとに一瞬だけtier1にマリゴスドルイドが存在した為