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クラーケン年の振り返り。旧神のささやき編

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記者がハースストーンを始めたのはこの年であり、丁度スタン落ちも施工される。
思うところも色々あるので、偏見とかも交えながら振り返り、色々書いてみたいと思う。
まずは旧神のささやきについてから。

 

※色々書き忘れていたことがあったり、最終tierリスト追加したりと加筆修正しました。

 

 

旧神初期~5月頃まで

 

特筆すべきカードと共にデッキを紹介する。
みんな大好き4/7/7

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旧神版アグロシャーマン誕生の瞬間である。
トンネルトログが後攻3Tまたは4Tまで残ってたらとんでもない火力になってた覚えがある。
そもそもミニオンの基本スタッツってコスト*2+1なのに何でコイツルール破ってんの?とか色々言いたいことはあるけど割愛。
そもそも旧神じゃ結局初期しか見なかった気がする。前評価が高いだけで実際は確定除去に弱い、とかそんな理由で。

 

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1点+2/2トークン…OP
除去にも役に立つし、ウォリコン以外のほとんどのデッキに組み込まれていたと思う。

 

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旧神zooの礎となったこのカード。
海の巨人を出す前準備だったり、議員を強化したり、ナイフジャグラーと戯れたり、色々悪さしてたけど明確な弱点もありなんだかんだいいカードだったと思う。
最初期はこいつらを筆頭にテンポウォリアーzooアグロシャーマンが活躍していた。
もう少しして、このカードが評価を受け始める。

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荒野の呼び声レオック、ミーシャ、ハファーの3体を召喚することが可能であったこのカードが徐々に評価されてきた。
だが、環境はアグロ寄り。明らかに遅いじゃないかという見方もあったのだが、
今まででは採用が一切ありえなかった終末予言者を採用することにより、序盤をしのいで中盤以降の盤面を強靭に、徐々に強化していくミッドレンジハンターが誕生した。
当時このカードは8マナであり、10T目にヒロパと同時に打つことで7点のダメージを出すことが可能であった。
2枚使われた時に返せるカードは…まあ一応あるのだが(後術)、この時はまだ荒野の呼び声一枚で詰む相手が非常に多かったと思う。

 

他にも大罪パラ、ンゾスパラ、ミッドレンジシャーマン、ミラクルローグ、パトロンウォリアー、海賊ウォリアー、シクパラ、ドラプリ、レノロック、マリゴスローグ、クトゥーン(コントロール)ウォリ、クトゥーンドルイド、ンゾスプリ、テンポメイジ、フリーズメイジ(松明型)と様々なデッキが環境に成績を残していた。

以下、一部のデッキのリストを記載する。

 

 

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※左上から順に、ミッドレンジハンター、ンゾスパラディン、テンポウォリアー、zoo、ミラクルローグ、 アグロシャーマン

スクショが無くて申し訳ないが、荒野は8マナ、止めの一撃は1マナ、岩穿ちの武器は1マナ、ついでに鬼軍曹はスタッツが2/1であった。

5月半ばのtierリストは以下の通りである。

1:アグシャー、ミラクルローグ、ンゾスパラ、テンポウォリ、ミッドレンジシャーマン
2:パトロン、zoo、ンゾスプリ、テンポメイジ、ミッドレンジハンター、マリゴスローグ、レノロック、コントロールウォリアー(クトゥーン含)、フリーズメイジ

ついでに初期には海賊とドラプリもtier2にいた。

 

5月下旬~

ついに奴が現れた。いや、現れてしまったと表現するべきかもしれない。

 

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新種のドルイドである。
そしてHSプレイヤー(特に筆者)は畏怖を込めて彼の事をこう呼んだ…サザエさんと。

 

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※画像はドルイドのイメージです。なんか角っぽく見えるしいいだろ。

 

ハースストーンにおけるサザエさんと言えばもちろんパラディンことウーサー、且つリアドリンなのだが(秘策を大量に張った姿がサザエさんみてえだなと思った事から始まった謎の呼称)
ドルイドには秘策は存在しない。なのになぜ彼をサザエさんと呼ぶようになったのか。
以下がその理由である。

 

一応、ドルイドのデッキの型としてはトークン、マリゴス(一応混合型もいた)なのだが…なんか変な奴を引き連れていた。
それがコイツ。

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希望の終焉 ヨグ=サロン」である。「あー→あー↑、あー↓あー⤴あー→」である(トラウマBGM)
最初はネタカードとか言われてたが、いざ研究が進むと
フレイムストライクや必殺の一矢等の「相手のみの除去」
魔力なる知性や滋養等の「ドロー加速」
獣の相棒や荒野の呼び声、猟犬を放て等の「自分のみが展開を行えるカード」
そして最初に記載したヒーローを問わない一切ランダムな「秘策」
これらのような、自分が恩恵を受ける呪文の数の多さと発動率から、徐々にヨグ様の信者採用が増えて来た。
おそらく叫んだ人は多いハズだ。破滅!破滅!と。(筆者もその一人である)
あと相手が出した時にパイロパイロ!自分にパイロ!って叫ぶパターンもある。
さて、環境はトークンヨグサロンドルイドミラクルマリゴスヨグサロンドルイド(なげえ)を巻き込みさらに深く進んでいく。
以下はそのデッキリストである。左がトークンヨグ、右がミラクルマリゴスヨグドルイドである。

 

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この頃の環境では序盤にいた様々なデッキが鳴りを潜め初め、
活躍していたのはアグロシャーマン、ミッドレンジシャーマン、テンポウォリアー、ミッドレンジハンター、zoo、ミラクルローグ(マリゴスローグも含)等。
コントロールやクトゥーンはマリゴスの火力に焼き払われ、ついにその姿を消し始める。

 

 

6月中旬頃

この頃から「じゃあテンポメイジにヨグ入れても強いんじゃね?」という風潮が広まり始め、
「ヨグの弾増やそうぜ!」「じゃあウェイカーともシナジーできるやん!」「破滅!破滅!うわパイロやめて」
というデッキメーカーが現れ、CNテンポメイジ(通称チャイナテンポ)が開発された。最初に中国サーバーで結果を残した後、アジア、NAと様々な場所で結果を出す。

 

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火力も高く、リソースが尽きにくく、
さらに(旧)神のカードであるヨグサロンを手に入れたことにより手の付けようがなくなった。
ミニオンではない、神だ! フハハハハハ、ワハハハハハ!」

※とあるメイジのイメージです。多分闇落ちしたメディヴです。

とはいえ、テンポメイジはtier2止まりのまま、カラザン環境までその地位を上げることはなかった。それには原因があるが、一旦別の話を挟みたいと思う。

 

この少し前から
「アグロシャーマン、4/7/7抜いてトーテムシナジー増やした方が強くね?」
という風潮が広まり始め、*1
ついに4/7/7が抜け、かわりに4/5/5挑発または2/5/5挑発、0/5/5挑発がアグロシャーマンにも採用され始め(地底よりのもののことです)
そのシナジーとなるタスカーのトーテム師も同時に採用され始める。

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このあらゆるトーテムというのは、炎の舌のトーテム、マナの潮のトーテム、トーテムゴーレムも含まれ、全てのトーテムの内3/7の確率で大当たりを引き出しゲームをぶっ壊すコイツはさっさとナーフしろと叫ばれ続けた。
爽快おみくじDTCGはじまりの合図である
ちなみにミラーを意識してアージェントの従騎士が採用され始めたのもこの頃から。
シャーマンが出しにくい1点を補ってくれるのもあるが、
アージェント+岩穿ちでトテゴを、+炎の舌のトーテムでトテゴと有利トレードをすることが可能であったこのカードは重宝されることとなる。

 さて、メイジがtier2止まりだった話に戻そう。

 

ここで一つ問いがある。こんなデッキがある。
多少の事故率はあるものの、この時使用率上位にいたアグロシャーマン、ミッドレンジシャーマン、テンポメイジ、テンポウォリアー、トークドルイドに対して爆発力を発揮できれば盤面を一気に制圧でき、早ければ6ターン目には決着を付けることができる。
しかも、10Tまで試合が長引き不利になった場合にも、とあるカードの効果により盤面を更地にし、特大スタッツのミニオンを召喚することができる。勿論ヨグなどという運に頼るデッキではない。そもそも、デッキに運要素というものがかなり少ないのだ。

そんなデッキがあったら使うだろうか?

筆者なら、迷わず「使う」

例え引きで負けようと、アグロデッキにひき殺されるのは嫌だし、ヨグ運ゲーに負けるのも嫌だからだ。どうせなら「引き弱かったから負けたわーあーあ。」くらいがいい。(うわ俺性格わる)
そう、そんな人たちが増え、使用者を増やしたデッキがある。※ここまで全て偏見です

 

そのデッキこそドラゴンテンポウォリアーである。

 

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 元々、烈火の戦斧の存在からメイジはウォリアーに対して強く出にくく、どうしてもミラーイメージとの展開が必須となっていたが、
アレクストラーザの勇者の存在から更にワームと弟子が出しにくくなり、展開が少しでも遅れると相手の場にポンポンとでっかいミニオンが並び始める。
また、ヨグドルイドに対してもフェアリードラゴンが刺さり、
「こいつを処理する間に9点食らってなんか気が付いたら6Tに9/9がいる」っていうドルイドもたくさん見た。
メイジ、ドル共にヨグを出す間もなくゲームエンド、という展開はヨグ様より多く見て来た。わははざまあみろ運ゲーマーのヨグ信者め
当時のアグロシャーマン、ミッドレンジシャーマン相手に対してもそこそこ戦うことのできたこのデッキは一躍人気となり、使用者が激増した。
が、zoo相手はどうしても対処が難しく、逆にzoo復権の手助けをすることになる。
また、zooも形を変え、ドゥームガードで盤面を制圧するミッドレンジzooから、
リロイ、凄まじき力でヨグを出される前にゲームエンドを狙うフェイス型が流行し始める。ゴーモックもこの頃から抜け始めた。
7月上旬にはついにtierリスト上位が固まり始め、
tier1にはzoo、ミッドレンジシャーマン、アグロシャーマン、トークンヨグドルイド、そして登場してすぐに大人気となったドラゴンテンポウォリアーが名を連ねることとなる。
ちなみにtier2は、
テンポメイジ、テンポウォリ、レノロック、ミッドレンジハンター、コントロールウォリアー(クトゥーン含)、クトゥーンドルイドが入っていた。

ドラゴンテンポウォリアーの勢いに押され、パラディンとプリースト、ローグがかなり居づらい雰囲気になっていたと思う。
逆にテンポウォリアーは減ったが、環境に有利を取りやすいパトロン、クトゥーンウォリアーが徐々に顔を出し始める動きとなった。

 

7月~

そしてこの頃、ついに新アドベンチャー「ワンナイトinカラザン」が発表。
この環境は旧神環境終焉まで続き、遂に新環境へと突入していく……。ハズだった。

ドラテンに次ぐ問題児2号が現れたのだ。
その名もOTKウォリアーであった。

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「何言ってるんだ、OTKウォリアーなら昔規制されたじゃないか!」
ごもっともである。パトロン全盛期を支えたOTKウォリアーではなく、全く新しいOTKの方法なのだ。

そのキーカードは……激昂のウォーゲンであった。

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現在はナーフされて使うことが不可能となってしまったが、
当時ウォリアーの突撃はコスト3、ミニオン一体に攻撃力+2と突撃を付与するという効果であった。
これらとミニオンをバフするカード、また無貌の操り手をソーリサン皇帝の効果でコストを下げて使用することにより、30点近くのバーストダメージを叩き出すというデッキであった。
ちょっと待った、相手に挑発がいたら機能しないじゃないか! という意見も最もだと思うが、この頃のウォリアーには最強の除去であるトドメの一撃(1コス)が備わっており1、2体のファッティであれば十分突破することが可能であった。
zooにてアルガスの守護者等でバフした小型ミニオンの挑発を並べても、熱狂する火霊術死+号令のコンボによりヘルスの低いミニオンは気が付いたらいなくなっていた。(多いなこの表現)
ウォリコン相手にもパーツさえ揃えれば1Tで最大60点出すことが可能であり、十分有利なマッチアップとなっていた。*2

とはいえドルイド等に大型挑発を並べられた場合には少々厳しいマッチアップであったが、この頃のランプドルイドクトゥーンドルイド)が若干落ち目であったことが幸いしたり、
デッキを見ていただければ分かると思うが作成にエピックが1枚のみとお財布への暖かさが評価され、tier2までその勢力を伸ばすこととなる。

ちなみに一番の敵はチャイナテンポだったりする。アイスブロックがどうしても突破できずに負ける試合が非常に多かった。

最後に、記念すべきシーズン29第1週のtierリスト(カラザン発売直前時)を記載する。

tier1:ドラゴンウォリアー アグロシャーマントークンヨグドルイドzooミッドレンジシャーマン

tier2:クトゥーンウォリアーミッドレンジハンターコントロールウォリアークトゥーンドルイドチャイナテンポメイジOTKウォリアーレノロック

現れてからこれだけの短い期間でtier1最上位となったドラゴンウォリアーは、まさにこの環境の覇者であったと言えよう。それだけの魅力と強さを兼ね備えていた最強のデッキであったと、私は声高に叫び続ける。
また、ついにフリーズメイジまでもがtier3落ちしてしまったけどなぜかいいバランスを保っているアグロ環境に、この一言を残して記事のしめくくりとしたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリはどこ!?!?

 

 

 

 

次回予告

やめて!シャーマンの特殊能力で、傷を負った剣匠を焼き払われたら、墓地で復活シナジーと繋がっている安藤院の命まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないで安藤院!あんたが今ここで倒れたら、オニキスのビショップとの約束はどうなっちゃうの? ライフはまだ残ってる、ここを耐えれば、シャーマンに勝てるんだから!

次回、安藤院死す。デュエルスタンバイ!

 

 

 

*1:おそらく発祥はハイブリッドシャーマンから。

*2:クトゥーンウォリアーはヴェクロアの存在により絶対的有利ではなかった。中には対策にダイヤモンド割っちゃう人まで採用してる人も存在した。あとミッドレンジ的な動きができるのもめんどくさい。